目には見えない時の流れを 美しい自然と共に
この世界にあるものすべて、生まれてから常に変化していくものです。
自然はただそこに整然と存在している中で、常に動き、流れています。
古来より伝わる「変化することが自然であり、それを美しいと感じる 日本の美意識と精神性」。
グランドセイコーは、目に見えない「時の流れ」を美しい自然の景色と共に匠の技で表現しています。
このたび、 名古屋栄のBlackbird Galleryにて「HASSIN POP UP EVENT グランドセイコー展」を開催いたします。AJHH創立20周年記念限定モデルをはじめ、多数のコレクションを展示いたします。合わせて、「陶芸家 古賀崇洋展」を2階で同時開催しております。皆様のご来場をお待ちしております。
2025年2月7日発売したAJHH創立20周年記念限定モデルSGBE311をはじめ、岩手県雫石町の荘厳な白樺林のようすを映し込んだようなSLGH005など、グランドセイコーが誇る技術を惜しみなく注ぎこんだコレクションの数々を展示いたします。
時間を計る道具としての機能を超えて、時の流れや歴史を表現するグランドセイコー。ひとつひとつのモデルが、時の流れと匠の技術、自然の美しさを見事に調和させた芸術品ともいえます。
圧倒的な存在感で見る人の感覚を虜にしてしまう古賀の作品は、実は歴史的、文化的な背景を踏まえ、古典へのリスペクトによって生まれています。
侘び茶の大成者・千利休に感銘を受けた古賀の手掛ける作品は、あえて作品を際立たせるという「反わびさび」の精神を反映しています。静寂の中でたたずんでいるはずなのに、躍動しつづけるような、目に見えない「物に内在する力」を視覚、触覚、時には味覚にうったえるよう表現されています。このすべてが白い宝石とも言える陶器によってかたち作られているのです。
陶芸家 古賀崇洋
1987年福岡県出身。2010年佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程卒業。2011年より鹿児島県長島町にて作陶。2017年より福岡県那珂川町、鹿児島県長島町にそれぞれ工房を構え、現在2拠点で作陶している。
千利休をリスペクトし、あえて相反する美意識として「反わびさび」を掲げる。その作風は、モノの存在感を際立たせるための、ド派手で豪華な色彩と、無数のスタッズが特徴的。 日本美術・文化の伝統的な造形をアップデートし、現代社会の問題意識などを反映させた作品を制作している。
開催場所:Blackbird Gallery
※2025.2.17~3.14まで
店舗改装工事のため本店休業いたします。