◆ウォッチ

お家でできるクリーニング/腕時計…ラバー/革ベルト編

こんにちは、HASSINブログをご愛読ありがとうございます。

 

 

第二弾となる今回は、お家で出来る簡単なお手入れ

 

 

 

腕時計

ラバー/革ベルト編

 

 

についてご紹介します!

 

 

 

ご家庭にあるアイテムでも出来るので、ぜひご参考ください。

 

 

 

●ご用意いただくもの

 

・ブラシ

 (歯ブラシでもOK、ナイロン、または毛)

 

・爪楊枝

 

・割り箸

 (先端を鉛筆のように削っておくと使いやすいです)

 

・中性洗剤

 

 

 

 

さて、

 

 

まずはベルト部分のクリーニング!

 

 

「ラバー編」「革ベルト編」で分けてご紹介します。

 

 

 


ラバー編


 

ラバーは近年人気が高い素材。当店では、ウブロ、パネライ、ロジェデュブイ他様々な時計に採用されています。特にこの時期、水や汗による汚れや臭いはつきものです。是非ご参考にしてください!!

 

 

 

①ブラシを使って汚れを落としましょう

 

乾いたブラシを使って、ラバーストラップ全体をブラッシングします。

 

20200726160713_p596_600

 

 

 

20200726160716_p597_600

 

 

手強い汚れは割り箸や爪楊枝で取ります。 強く押しつけず、汚れをなぞる様に…ベルトを傷めにくいです。穴や模様部分の凸凹など、汚れが溜まりやすい部分は念入りに!

 

 

 

② なかなか取れない汚れは消しゴムで!!

 

20200726160721_p598_600

 

 
※キレイな消しゴムをご使用ください。汚れている消しゴムはその汚れがラバーに移る場合がありますので注意!!

 

 

 

 

 

③ 洗剤を使って洗いましょう!!

 

中性洗剤を使って洗っていきます。ブラシでしっかり泡立てた洗剤をベルトにつけて、ブラッシングして下さい。

 

 

20200726160754_p608_600

 

※洗う部分は時計を横から見て下半分くらいで大丈夫です。上半分、特にケースに近い位置は濡らさずに。

 

 

 

★Point ★

・文字盤の部分は防水性があっても水に浸けないように!

 

・洗剤で滑りやすくなっているので、落とさないようにご注意くださいね。

 

 

 

 

 

③ 水道水で洗剤を落とします。

 

20200726160802_p610_600

 

汚れが泡に移ったら、水道水で汚れた泡を落としましょう。水は何度か入れ換えて、洗剤のぬめりが無くなるまで指で優しく洗い流してください。

 

 

 

★Point★

洗剤が残るとベタついたり、肌に炎症を起こしてしまったりするので念入りに流しましょう! 

 

 

 

 

④ 水分を拭き取りましょう

 

乾いたタオルやティッシュで水分をしっかりふき取りましょう!

 

20200726160807_p611_600
 

 

 

★Point★

ドライヤーなどは使わずに!!熱でラバーが傷んだり、劣化を早めてしまうのでご注意ください。

 

 

 


革ベルト編


 

革ベルトを洗おう!!

 

①乾いたブラシを使って汚れを落としましょう

革には、カーフ、リザード、アリゲーターなど素材も様々でデリケートです。できるだけ優しくブラシを掛けてください。

 

 

 

★Point★

・革ベルトの場合、水分は大敵なので必ず乾いたブラシをご使用ください。

・縦や横など、方向を変えながらブラッシングすると落としやすいです。

・強く擦るのは×。革を傷める原因になります。

 

 

 

②バックル部分もキレイにしましょう

まずは、ティッシュや割り箸などを使って、おおきな汚れを取ります。細かいよごれはブラッシングで。

 

 

 

 

革に破れやほつれがある場合、ベルト部分のクリーニングはオススメしません。劣化を進行させる場合があります。また、上記にて汚れが落ちない場合や臭いが気になるときは、新しいベルトへの交換をオススメします❗️

 

 

 

 


時計ケースをキレイにしよう


 

①大きな汚れやホコリを取りましょう

 

時計ケースの大きな汚れを、割り箸や爪楊枝で落とします。

 

20200726160730_p601_600

 

 

20200726160733_p602_600

 

裏蓋の刻印やケースとの接点部、そしてラグの裏側にも汚れが溜まりがち。※赤い矢印部分が「ラグ(ベルトの取り付け部分)」です。

 

 

 

 

② 細かい汚れは歯ブラシで!

 

縦や横など方向を変えてブラッシングするのがポイントです!

 

20200726160736_p603_600

 

ケースの溝や裏蓋、リューズなど、隙間に重点的にブラシを掛けるとGood✨

 

 

 

 

③仕上げの拭き上げ丁寧に

 

ティッシュや乾いた布などで表面の汚れを拭き取ります。

 

 

 

ガラス面に汚れがあるなら、少し湿らせたティッシュで拭くとキレイになります。

 

20200726160740_p604_600

 

 

特に革ベルトは水分に弱いので、肌に当たる裏側は丁寧に。

 

 

20200726160743_p605_600

 

 

 

★Point★

必ず最後には乾拭きを!

時計にとって水分は大敵です

拭き上げが終わったら完了です!

 

 

20200726160746_p606_600

 

どうですか?ピッカピカになりました

皆さま、クリーニングお疲れ様でした!

 

 

 

◆ちょっと役立つQ&A

 

Q ベルトの黄ばみや変色は取れるの?
A 残念ながら難しいです。劣化による黄ばみ、革ベルトの変色や脱色は戻す事は困難です。
 

Q どのくらいでクリーニングしたらいい?
A オススメは季節の変わり目ですね。ただ、汗ばむ夏マメなお手入れを! 汗、雨など水に濡れた後は、乾いた布やティッシュで拭くだけで物持ちが変わります👍

 

 

 

クリーニングは大切な時計の錆などの劣化の進行防いで、革やラバーの物持ちもよくなります。ぜひお家でクリーニングをして、いつも気持ちいい時計ライフをお過ごしください!!

 

 

 

以上、

 

お家でできる簡単なお手入れ【腕時計…ラバーストラップ/革ベルト編】ブログでした!

 

 

 

 

宝石の八神 

アフターメンテナンス部

加藤

 

投稿者:HASSIN.
1971年、愛知県大府市共和駅前に創業しました。創業以来、喜びの瞬間や新たな「輝き」を共有・共感できるようなお客様に寄り添った上質なサービスの提供を目指しています。多様な物がさまざまなルートで流通している現在、「正しいルートで本物」をご提供し続けています。

投稿者の最新記事

読者登録はこちら


 

カテゴリ

過去の記事

2020年8月
 
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
ページトップへ

大きな地図で見る