IWC　ポルトギーゼ・クロノグラフ　IW371610

今年で創業152年となる名門ブランドIWCの中でも最も歴史が長く、人気の高いコレクション「ポルトギーゼ」

 

 

1939年に2人のポルトガル商人がマリン・クロノメーター(航海用の精密時計)に匹敵する高精度の時計を注文したことで誕生しました。

 

そんなポルトギーゼから

本日ご紹介するのはこちらのモデルです。

 

IW371610

ポルトギーゼ・クラシック

 

 

昨年マイナーチェンジされた「ポルトギーゼ・クロノグラフ」の中の18Ｋレッドゴールドモデルです。

 

文字盤のデザイン、ケース形状はほぼそのままに搭載されるムーブメントがIWCの自社製キャリバーへと変わりました。

 

以前はムーブメントメーカーのバルジュー社のキャリバーを搭載していました。

 

バルジュー社のクロノグラフキャリバーは精度も優れており、安定したクオリティで評価が高いものでした。しかし、IWCは自ら部品作り〜組み立てまで全ての工程でクオリティコントロールすることで、IWCがより作りたいムーブメントを目指しました。

 

これによって更に操作性、機能性に優れた新キャリバー69355が完成した訳です。

 

 

 

 

コラムホイール式という高級クロノグラフ機構を採用することでクロノグラフの「スタート、ストップ、リセット」という一連の動作がより精密になっています。

 

コラムホイール式クロノグラフはコストがかかるため高級時計ブランドのクロノグラフに採用されることが多く、クロノグラフ機構にコラムホイールという回転式のパーツを使うことでクロノグラフ(ストップウォッチ機能)を作動するための各パーツに細かな制御を加えることができます。

 

そのおかげで、ボタンを押す時のクリック感が非常に滑らかで快適な操作性を楽しめます。

 

さらに、ゼンマイを巻き上げるローターがどちらの方向に回転しても効率よくエネルギーを蓄えてくれる双方向巻き上げ式となっています。

 

 

そんな自社製キャリバーをじっくりと眺められるように裏側もスケルトン仕様に変わりました。職人によって細かなパーツまで丁寧に仕上げられていて本当に美しいです！

 

 

文字盤が変更されず、ケース形状もほぼそのままだったのは、それだけ「ポルトギーゼ・クロノグラフ」のデザインの完成度が高いからなんだと思います。

 

縦方向に並んだインダイヤル

スラリと伸びた細くて長い針

立体的で丸みのあるアラビア数字

2/10秒ごとに細かく刻まれた外周の目盛り

 

などが絶妙なバランスで配されていて整然としたエレガントさがあります。

 

 

品名：ポルトギーゼ・クロノグラフ／品番：IW371610／ムーブメント：IWC自社製キャリバー自動巻／ケース：18Kレッドゴールド／ケースサイズ：41.0ミリ／防水：3気圧／パワーリザーブ：46時間／ストラップ：サントーニ製アリゲーターストラップ／税込価格：¥1,969,000

 

 

 

マリン・クロノメーターに由来するフラットなケース形状もこの文字盤の美しさを際立たせていますね。

 

※マリン・クロノメーターとは、木箱の中に水平にセットされた航海用の時計で、波による揺れの影響を受ける船の上でも正確に時を刻むために使われていました。

 

ポルトギーゼのケースデザインはこのマリンクロノメーターの形状に影響を受けています。

 

 

そして、クロノグラフでありながら41ミリというコンパクトにまとまったサイズ感、スーツやシャツスタイルをワンランク格上げしてくれる上品さも魅力です。

 

 

アリゲーターストラップはイタリアの高級靴ブランド「サントーニ社」製、手作業で丁寧に仕上げられた独特の艶は何年も大切に使い込まれたような味わいがありますね。

 

裏面のオレンジカラーというのも表のカラーとのギャップがあってイタリアブランドならではです。

 

 

自社製ムーブメントを搭載した

新生ポルトギーゼ・クロノグラフ

 

このモデル以外にも豊富なラインナップがありますので、是非店頭で見比べてみてくださいね。

 

IWCコーナーでお待ちしております。