GSダイバーズ生産終了モデル！　 グランドセイコー　SBGH255

グランドセイコーの時計といえば、シンプルで見やすく、長く愛用できるスタンダードなデザインのモデルが多いですね。

 

 

 

その一方でクロノグラフやダイバーズなどのスポーティなモデルが年々充実してきており、世界へ羽ばたく時計ブランドとしてますますパワーアップしています。

 

 

 

今回はグランドセイコーのスポーツコレクションから昨年生産終了となったハイスペックのダイバーズモデルをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

品名：ハイビート36000 プロフェッショナル600mダイバーズ／品番：SBGH255／ムーブメント：メカニカル自動巻9S85／ケース：ブライトチタン／ケースサイズ：46.9ミリ／防水：600m飽和潜水用防水／パワーリザーブ：55時間／ブレス：ブライトチタン／税込価格：1,100,000円

 

 

 

シンプルなデザインながらタフさを前面に打ち出した本格ダイバーズモデルです。

 

 

 

防水性能は600m。飽和潜水用の防水性能を誇ります。

 

 

 

飽和潜水とは、スキューバダイビングなどの空気潜水とは違って、プロの潜水士が深海で作業を行う際に、酸素とヘリウムの混合ガスを体内に入れて深海の水圧に耐えられる状態にして行う潜水のこと。

 

 

 

危険を伴う任務に必要とされるプロフェッショナルのための防水性能なんですね。

 

 

 

そんなプロユースの性能を備えているということが身に着ける人の満足感を満たしてくれます。

 

 

 

 

 

 

回転ベゼルのサイドはダイビンググローブを着けたままでも確実にグリップできるように滑り止め加工がされています。

 

 

 

太くて存在感ある針とインデックスには夜光塗料が使われて海中でも抜群の視認性を確保してくれます。

 

 

 

 

 

 

ダイヤルをよく見るとドット柄パターンがデザインされているのが分かります。

 

 

 

ドットの上面はミラー仕上げになっていて、光を反射するとほのかに浮かび上がって、海中を気泡が上昇していく流れを表現しています。

 

 

 

そしてこのモデルは耐磁性の面でも非常に優れています。

 

 

 

ダイヤルに純鉄を採用することで16000A/m(アンペア)の強化耐磁を実現し、ムーブメントを身の回りの磁気を発するものから守ってくれます。

 

 

 

身近なスマートフォンから発生している磁気がちょうど16000A/mぐらいと言われていて、時計を1センチぐらいまでスマートフォンに近づけても正常な機能を維持してくれるのは頼もしい限りです。

※HASSINブログ「時計にとって磁気は大敵　磁気には注意!!」ご参照下さい。

 

 

 

 

 

 

46.6ミリのケースは鋭いエッジを強調した力強い形状が魅力で、複雑に現れる稜線とザラツ研磨による鏡面がもたらす美しい輝きが際立っています。

 

 

 

ブレスレットは大きなケースをしっかりとホールドするため、通常のグランドセイコーのものより肉厚に作られています。

 

 

 

 

 

 

一見して重量感を感じさせますが、ケース・ブレスレット共にブライトチタン製なので腕に乗せてみると驚くほど軽やかで快適な着け心地を楽しんでいただけます。

 

 

 

バックル部はダイバーズウォッチらしくワンプッシュでスライド調整できるようになっているのでウェットスーツの上からも難なく着用可能ですね。

 

 

 

搭載するムーブメントは自動巻のメカニカルハイビート36000 。

 

 

 

自動巻の精度を生み出すひげゼンマイが毎時36,000回(毎秒10回)振動することを表しています。

 

 

 

一般的に自動巻の時計は毎時28,800(毎秒8回)振動のものが多い中、ハイビート36000 はより高速で振動することで外乱の影響を受けにくくなり、平均日差+5〜-3秒という高精度を常に安定して出すことができるんです。

 

 

 

数あるスイスの時計メーカーの中でも36,000振動のムーブメントを作れるのはごく限られたメーカーのみなので、グランドセイコーの技術が世界の中でもトップクラスである事が分かります。

 

 

 

また秒針の動きも28,800振動に比べてより滑らかな動きをするのも魅力です。

 

 

 

本格的なダイバーズウォッチであると同時に部品製造から組み立てまで完全自社生産するマニュファクチュールならではの高性能ムーブメントを搭載したSBGH255。

 

 

 

当店でも1本のみとなりましたのでぜひ店頭のグランドセイコーコーナーでご覧になってみて下さい。