日本だけの限定ってなんだかうれしくなっちゃいます。伝説のマリーンウォッチ【コルム】/A984/03450
私個人的には初投稿となるコルムを今回ご紹介させていただこうかと思います。
なかなか個性的なので私は好きですね。
コルムはアルファベットで表すと「CORUM」です。
ラテン語のQUORUMからきているのだそうです
意味は議会で議決をとるための絶対多数と訳すみたいですね
設立当初から世の中に指示されるブランドでありたいと思う願いや、新しいことに挑戦し、他には無い斬新な時計を作っていこうという概念があそこにあったのです
今回掲載しますコルムの時計はコルムの顔ともいうべきアドミラル。
その中でも日本のために特別作られた他の国では販売されていない限定モデルになります
それがこちら
品名:コルムアドミラルレジェンド42クロノグラフ /品番:A984/03450/ムーブメント:オートマティックCO984/ケース:ステンレス ベゼルブルーPVD/ケースサイズ:42mm/防水:30m/パワーリザーブ:42時間/ストラップ:アリゲーター/税込価格:¥814,000(2020年5月現在)
1回見てもらえば一目でコルムとわかるデザイン。
この時計にも斬新なアイデアと世の中に指示されるような見てすぐわかるアイコンを兼ね備えているのが感じられます
アドミラルの誕生
この時計のアドミラルという名前の由来は、アドミラルズカップというヨットレースからきているんです。1957年から1年おきに開催されたイギリスの外洋航海ヨットレースのことで今は行われていないのですが、参加国は3艇でゴールを目指しそれの合計点数が多い国が優勝を決める伝説のヨットレースです。国を背負って一致団結し、相手の国や海を相手に戦ってきた男たちに敬意をはらって誕生したのが1960年の最初のモデルです。当時では珍しくスクエアの防水時計でかなりシンプルなデザインでした。
1981年にはコルムもそのレースに参加してメインスポンサーも務めました。そこからまたいろいろ考えだしたんでしょうね。1983年にはデザインも形も変えてアドミラルからアドミラルズカップというネーミングの変更。現行デザインの元となるモデル誕生したのです。
1991年にはコルム・セーリングチームは念願の優勝をしたことによって、憧れの時計として大ブームを引き起こしたんです。
そもそもヨットセーリングとは、18世紀のイギリス王室で始まったとされる貴族のスポーツでした。そんなヨットセーリングに入会すると必ずパーティがつきものです。参加するために装い華やかに、それに叶う時計が必要不可欠になりますね。
そこでイメージチェンジしたコルムアドミラルズカップの登場です。
新しく発表されたモデルは12角形ベゼルに海をイメージできる当時最先端技術であったガンメタブルーPVDケース、さらに時計の数字を表すインデックスには国際海洋信号旗を採用するなど一回見たら忘れない時計の製造に至りました。インパクトでは間違いなく最高にある時計だったので、世間の憧れになったということですね。
国際海洋信号旗:船舶間の通信に使用される旗。数字以外にも様々な意味を持つ旗があります。
最先端のアドミラルズカップ
当時最先端であったPVD加工というものはフィジカル・ヴェーパー・ディポジションの略で物理蒸着と言われる技法です。高真空装置でチタン、ジルコニウム等を高温で加熱して蒸発させイオン化したところに加工したい素材をもっていき、窒素ガスで一気に反応させて吹き付ける仕組みです。
なにが良いかというとまず表面がとても硬くなります。ステンレスケースそのままより硬さは約10倍になるので耐傷性に優れています。さらに吹き付ける素材によっていろいろカラーが選べるのと美しい仕上がりになるところが特徴となります。
これらが今でもコルムの代表時計として作られている誕生秘話です
生まれ変わったコルム
現在のモデルはそれらの伝統はそのままにケースサイズはかなりアップしてもっと見ごたえある時計となっています。
こんな感じです
アミラルズカップが発表されたときに使われていたブルーカラーは今も健在です。
この時計でいくとベゼルがガンメタブルーですね。
インデックスも国際海洋信号旗が使われています。
10m離れたところからも見てすぐコルムとわかる時計なので、創設当時の斬新な時計造りの精神は引き継がれているのがよく感じられます。
先ほども文字盤の数字が国際海洋信号旗になっているとお伝えしましたが、ほとんどの方は国旗になっていると思っているとおもいます。
実は世界共通の船舶通信のために使われる数字を表すために使われている表示なんです。
私も国旗と最初は思っていましたから大丈夫です。
例えば1を表すのが日の丸で2を表すのが青旗に白丸3を表すのがトリコロールというよに決まっているんです。12だと日の丸と青旗の白丸が並んでいるんです。
なるほど~~
ちょっとした豆知識です。
いろとりどりなカラフルさもあるので華やかな時計に仕上がるんですね。
そんな類まれな技術と革新的なデザインを世の中に出し続けているコルムから、日本だけの限定ってなんだかうれしくなっちゃいます。
裏側はシースルーバック、持ち主を飽きさせない仕掛けががここにもありますね。
裏ブタのケースにはおそらく船のナットをイメージさせているんでしょう。
普通の時計の裏蓋より削り込みがされているのがどこを見ても海を感じさせるつくりとなっています。
コルムもたくさん揃っておりますよ。
内容盛りだくさんでお送りしました。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
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