カルティエ　タンクアメリカンウォッチ MM ／ WSTA0017

1847年、フランス人ルイ=フランソワ・カルティエによってパリで創業されたカルティエ。時計作りは1853年から始まり160年余りにわたってクリエイティブな名作時計を世に送り出し世界中のカルティエファンを魅力し続けています。

 

 

 

カルティエの時計の魅力を一言で表現するならその「革新的なデザイン」ではないでしょうか。「カルティエがいなければこの世に丸型以外の時計は存在しなかったかもしれない」と言われるほどそのデザインはオリジナリティに溢れています。

 

 

 

そんなカルティエの時計の中で、1917年に誕生し、腕時計の新たな時代を切り開いた「タンク」。丸型の時計がほとんどだった時代に力強いスクエア型ケースで登場し、当時の人達を魅了しました。

 

 

 

スクエア型のモチーフとなったのは「戦車」。

 

 

 

第一次世界大戦中に登場した戦車のキャタピラーの部分を縦枠に、操縦室をケースに見立てたと言われています。大戦終結のきっかけとなった戦車を

 

 

「平和の象徴」

 

 

としてデザインに取り入れたんですね。

 

 

 

そんな伝説のタンクシリーズより今回はこちらのモデルをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

品名：タンクアメリカンウォッチMM／品番：WSTA0017／ムーブメント：自動巻き／ケース：ステンレススチール／ケースサイズ：41.6×22.6ミリ　厚さ9.5ミリ／防水：日常生活防水／パワーリザーブ：36時間／ストラップ：アリゲーターストラップ／税込価格：594,000円

 

 

100年以上に渡り数多くのタンクウォッチが生み出されてきた中で1980年に発表されたのがこのタンクアメリカンです。1920年代に発売されていたタンクサントレというモデルを受け継いだ縦長のデザインが特徴です。摩天楼の高層ビルをイメージさせる、縦に伸びたフォルムの中にカルティエのエッセンスが詰まっています。

 

 

 

ケースサイドに並行する2本の縦枠が、ラグ(ストラップが取り付けられている部分)とケースを完全に一体化したデザインになっていますね。

 

 

 

ダイヤル上に見られる目盛りを表す二重線は鉄道の線路からインスピレーションを受けていて「レイルウェイ」と呼ばれています。カルティエを象徴するディテールですね。

 

 

 

そしてタンクのほとんどのモデルに見られるローマ数字はまさにエレガンスでクラシカル。10を表すローマ数字には「CARTIER」の隠し文字が見られます。カルティエの遊び心であると同時に偽造対策のためでもあります。

 

 

 

時分針もカルティエの時計ではおなじみのブルースチール製なので、ホワイト文字盤上で高級感を放っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ケースを横から見ると縦方向にきれいな丸みがつけられていて、カチッとした印象のタンクに柔らかさを添えています。ムーブメントは自動巻きになりますので、レイルウェイ上を滑らかに動く秒針の動きも楽しんでいただけます。硬と軟、直線と曲線、丸みと角が絶妙なバランスでデザインされています。

 

 

 

大きさもミドルサイズなので男性女性問わず自由な心を持って着用していただけます。

 

 

 

 

 

リューズにはブルースピネルがセッティングされています。見た目はサファイアとほとんど変わらない美しいブルーですね。しかも多面カットされているのでシャツの袖からちらっと見えるだけでエレガントです。

 

 

 

 

バックルは取り外しがワンタッチで使いやすいデプロワイヤントバックル。1909年に初めてカルティエの時計に採用されたバックルで当時特許出願がされています。

 

 

 

タンクアメリカンは、もともと18Kイエローゴールドやホワイトゴールドのモデルが主流だったため、100万円を超えるものが多かった中で、こちらのステンレスモデルは比較的手が届きやすいのも魅力ですね。

 

 

 

ひと目見てカルティエと分かるアイコン的存在であり、男性的でも女性的でも着用いただけるタンクアメリカンウォッチMM。是非店頭でご覧になってみてください。

 

 

 

 

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