ブレゲが発明した天才的な機構
- 公開日:2017.08.16
全国のウォッチ&ジュエリーファンの皆様こんにちは!
今回は時計の紹介も兼ねて、ブレゲの開発した機構で、今ではどこのブランドも採用せざるを得ない!!
そんな画期的で必要不可欠な機構に焦点を当ててお話ししていきましょう!!
今回ご紹介する時計は
BREGUET TRADITION(ブレゲ トラディション)
そして焦点を当てる機構は
パラシュート機構です!!
パラシュートの名前で知られる耐衝撃吸収機構はブレゲの最も有名な発明のひとつです。
テンプの軸は極めて細い(針の先端部ぐらいの細さ)ため、時計が衝撃を受けた時に軸は致命的な損傷(折れてしまうなど)を受けることになる。
そうした観察を起点として、ブレゲはそれを防ぐ方法を考案しました。
テンプの軸の先端を円錐にカットし、この形に合った受け皿状の部品で支える。
1790年ごろ、それらをバネを配した台に載せてはどうだろうか。ブレゲがこの発明を実際に試し始めたのです。
この発明により当時ブレゲの時計は飛躍的に耐衝撃性が増し、その名声もさらに高まりました。
1792年以降の「ペルペチュエル」には全てこの機構が採用されるようになり、他の全てのモデルにも順次採用されて行きました。
耐衝撃吸収機構としても知られるこのパラシュートは、現代の他ブランドで見られるようなインカブロック機構およびすべての耐衝撃機構の元祖であるといえます。
記録によると、ブレゲは自分の発明が本当に機能するのかを証明することになりました。
パラシュートのシステムを完成させた後、タレーラン氏のサロンに招かれた彼は、多くの招待客にその原理を説明します。
そしてその正当性を証明するため実演を行うことなったのです。
サロンでの実験や実演が流行していたこの時代、このような展開は容易に想像できることでした。
(⚠︎タラーレンとは…フランス革命時代に長期にわたって政治に君臨した政治家であり、外交官。首相、外相、大使としても活躍した。)
こんな逸話が残っています。
ブレゲの周囲に人が集まり、しんと静まり返る中、ブレゲは恐れることなくその時計を床に叩き落としました。
その後、招待客のひとりにその時計を拾ってもらい、周囲の人に回して時計が動いていることを確認させました。
冷笑的で皮肉屋のタレーランは、「このブレゲという奴は、いつも一歩先んじたとこをしないと気が済まないらしい」と言ってこの実演を締めくくったといいます。
パラシュートは、衝撃が時計に加わってもテンプの軸を守るようデザインされ、現代のあらゆる衝撃吸収装置の先駆けとなった機構です。
よくここで間違われやすいのが、パラシュート機構の由来。
機構が落下傘に似ているからと一部言われていますが、実際は軸受けが衝撃を受けた際、パラシュートの様にフワッとショックを吸収してくれるからなのです。
そして現代の機械式時計が多少の衝撃では、テンプの軸が折れにくくなっているのは、ブレゲが発明した機構があるからなのです。
自動巻機構に始まり、こんなにもブレゲが開発した機構が現代の高級機械式時計に多用されているなんて、とても夢のある話ですよね!!
ブレゲがいなかったら、時計の歴史は2世紀遅れていたかもしれない!!
そんな話が本当に実感出来てしまう。
ブレゲと言うブランドが、時計が、知れば知るほど、奥が深くて、、、。
見れば見る程引き込まれてしまう。
そんな洗練された、何処にも真似できない様な技術力を感じるブランドだと改めて思う、そんな一日でした。
是非店頭にて、芸術作品をご覧ください。
ご来店お待ちしております。
BREGUET TRADITION(ブレゲ トラディション)
品番:7097BB/G1/9WU
ケース径:40mm
ケース素材:K18WG
ガラス:サファイアクリスタル
文字盤:ブラック&シルバー
ストラップ:アリゲーター
バックル:K18WG
ムーヴメント:自動巻(505SR1)
パワーリザーブ:50時間
防水:3気圧(30m)
税込価格:3,920,400円
*価格は2017年8月現在の税込価格となります
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